我が家が家を建てたのは、子供がまだ幼稚園に入るか入らないかの時でした。
狭いながらも一応庭があったので、小さな畑を作り、いろいろな野菜を栽培したり
砂遊びや泥遊びをしたりして、一戸建てのよさを満喫していたように思います。
庭にプールを出した日は、近所の人気者でした。
周りは一戸建てが多く、多くの家庭でプルを出すことはできるのでしょうが
子供は友達と遊ぶのが楽しいようで、誘い誘われで大人も交流が増えました。

家庭菜園もお世話になりました。
ナスやピーマンはあまり好んで食べなかったのですが
自分で育てたものは別物みたいで「食べていい?」と子供の方から聞かれ
好き嫌いが少なくまりました。

本当に庭にお世話になったことは多かったです。

ただ子供の成長とともにそのような庭は必要なくなりました。
逆に必要なのは「駐車場」でした。
駐車場はもちろんありましたが、家を建てた時に幼稚園児であった子供が
車を持つことはほぼ想定ていなかったので、思い切って庭を潰し
駐車場にすることにしました。

工事自体はそんなに大げさなものではなかったです。
我が家は自分でブロックを除去し、少し地面をならしただけのものでした。

そんな簡素なリフォーム工事でしたが、この家に住み始めて焼く10年の月日が
走馬灯のように流れ、夫婦2人での作業ですが、
ここ数年でとても楽しい時間が過ごせました。
その時に初めて気づいたことがあります。

「家や庭は家族とともに成長する」