自宅の庭にドッグランを作るとき、一番重要になるのは、地面に敷き詰める床材をどうするかということです。ドッグランは、愛犬が思い切り走り回れるようにするための場所なので、地面の状態が悪いと、滑ったりケガをしたりするからです。そこで今回は、ドッグランに適した床材(天然芝・人工芝・ウッドチップ)について紹介します。

まず「天然芝」は、ドッグランの床材としては最適のもので、走りやすさやクッション性に優れていますし、見た目も一番美しいと言えるでしょう。ですので、ぜひ天然芝にしたいと考える人も多いかもしれませんが、天然芝は生きた植物なので手入れをする手間がかかるというデメリットがあります。芝刈りや除草、害虫駆除などを定期的やる必要がありますし、犬のオシッコで芝が枯れてしまうこともあります。こうした手間を惜しまない人であれば、おすすめできるのですが、そうでない場合は別の床材を選んだほうがよいでしょう。

「人工芝」は、走りやすさやクッション性に優れている点は、天然芝と同じだと言えます。しかも人工芝の場合は、天然芝と違って手入れの手間がほとんどかからないというメリットがあります。もちろん長く使っていると劣化するので、定期的な交換(平均で7年~8年ごと)は必要になるのですが、天然芝の手間を考えるとかなり楽だと言えるでしょう。

「ウッドチップ」は、木材を細かく砕いてチップ状にしたもので、こちらもクッション性が良く、犬が走り回るドッグランに向いた床材になります。ただしウッドチップは、割れやすくて、トゲが犬の足に刺さることもあるため注意が必要ですし、定期的に入れ替える必要があります。また、これと似たものに「バークチップ」というものがあり、こちらはウッドチップよりも粒が大きくて割れにくい(トゲが刺さりにくい)という特徴があります。ただしバークチップは、ウッドチップより価格が高くなりますし、もちろん定期的な入れ替えも必要です。